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猫伝染性腹膜炎(FIP)が発症し、安楽死まで薦められた愛猫ぽよんちょ。数ヶ月の闘病生活を経て、頑張って病気を克服した闘病記録です。


by catsstyle
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闘病23日目

今日は獣医さんのところに薬を取りに行ってきました。

朝からぽよの様子は昨日よりは良くないようで、呼吸が早いのと、やたら食べる、やたら鳴く。という症状がありました。目を開き、舌を出し、よだれがにじむという、発作の前兆、もしくは軽い発作のような症状もすこーしだけありました。

ただ、丸4日半発作が治まっているの時は事実。先生は「良かった良かった。嬉しいなあ」と喜んでいらっしゃいました。というのはやはり、3週間前に病院に連れて行ったときのぽよの様子を見て正直「困ったなあ、助からないだろうなあ」と、内心感じていたそうです。それが薬での治療のかいあってここまで希望が見えるようになったという事は、本当に奇跡的だと、今日もおっしゃってました。

ただ、安心せずに油断せずにこの調子で薬で発作をコントロールしていく事を続けましょう、と。今すぐに生命に危険が、という状況は越えられたのは確実ですので、まずは一安心です。

帰宅するとぽよの様子がまたおかしい。よだれをたらしながら座って頭をうなだれ、「くうーん。くうーん」と鳴いているのです。しかもやたらすりすりして甘えてくる。呼吸は異様に早い。3週間前の私たち家族だったら「どうしたのどうしたの?くるしいの???」とあわあわして先生に電話をするしかない!という状況でしたが、さすがに慣れてきたので「軽い発作だ」と判断し、発作止めを飲ませました。4時間たってもまだ軽い発作症状が治まらないので更に夜用の発作止めを今飲ませたところです。

こんな感じで、まだまだ時間はかかると思いますが、いろいろ調べたり獣医さんに聞いたりしたお陰で私たちに知識もつき、予想もつくようになりました。これからは同じ看病でも、余裕とゆとりを持って出来そうです。

この獣医さんは、とても親切丁寧で、非常に細かく詳しく説明してくださいます。飼主の不安を取り除く事も治療のひとつと考えていらっしゃるようです。事が事だったので、私は今まで2,3回夜中にお電話したりしました。(もちろん夜中でも何でも変化が起きたら電話ください、といってくださっていたので、です)。そんな時でも、いつでも最後には優しい声で「頑張ってください」と一言添えてくださるのです。良い先生だなあ、と思います。

しかも私は本やネットで調べて、疑問があると何でも聞いてしまうのです。ちょっとかじっただけの知識で。たちの悪い飼主だと思いますが、それについてもきちんと説明してくださいます。今日も、以前調べたところ慢性腎不全の末期症状とぽよの症状が少し似ていた為、「もしかして腎臓が悪かったなんて事は、、、」と伺ってみると「血液検査の結果がこうでああで、その心配はありません」と、きちんと説明してくださったり。いちいち納得できるのです。

もしかしたらぽよの病気について、実はほかの診断もあるかもしれません。でも、人間の医学と違って原因の追求が難しい部分もあるため、信頼できる先生についていくより他の道は無いだろう、と今は思っています。最終的に病理解剖をしたときに原因がわかる、というケースも多いそうですし。
まだまだ不安はありますが、大きな山は越える事が出来た。という実感があります。今後どう展開していくか、まだわからないので油断できませんが、、、今もちょっと苦しそうで可愛そうです。早く薬が効いて欲しい。

とりあえずは一ヶ月間は闘病日記を続けたいと思います。あと一週間。

<2003.8.3>
by catsstyle | 2005-03-06 15:45 | ぽよの闘病日記